D1グランプリ2025
藤野選手チャンピオンおめでとう!
藤野秀之選手、2025 D1GPシリーズチャンピオン獲得!

2025年、D1GPシリーズ最終決戦。
RSE(Real Speed Engineering)および TOMEIUSA がエンジンパーツをサポートする 藤野秀之選手(TEAM TOYO TIRES DRIFT 1) が、第9戦・第10戦の激戦を戦い、見事 シリーズチャンピオン を獲得いたしました。
本記事では、藤野選手の戦い、マシンを支えるエンジニアリング、そして彼と共に逆境の中で競い合った多くの偉大なライバルたちへ、深い敬意を込めてその軌跡をまとめます。
🔧 RSE/TOMEIUSA エンジニアリングが支えた“勝てるエンジン”
藤野選手の優勝を支えたのは、ドライビングだけではありません。
彼のマシンには、RSEとTOMEIUSAが共同で提供するハイエンドエンジンパーツが投入され、チームの精密なセットアップによって最大性能が引き出されました。
■ 主な採用パーツ(RSE / TOMEIUSA)
- RSE/TOMEIUSA 2JZ 3.4L ストローカーKIT
大排気量化による圧倒的なトルクとレスポンスを実現。 - RSE/TOMEIUSA ハイリフトカムシャフト(IN/EX)
高回転域の伸び、過渡特性の改善、進化したスロットルレスポンス。 - RSE/TOMEIUSA 強化バルブスプリング / バルブトレイン一式
ヘアピン立ち上がりでもタレることのない安定したバルブ制御。 - RSE/TOMEIUSA 高強度メタルガスケット
高負荷下での信頼性を大幅に確保。
藤野選手、チームメカニック、そしてRSE/TOMEIUSAエンジニア陣が、ひとつのチームとしてマシンと向き合い、「勝つためのエンジンパッケージ」を作り上げました。





💥 【第9戦】
中村直樹選手が優勝、藤野選手は単走1位でポイントを詰める!お台場特設コースで行われた第9戦は、各ゾーンを紙一重でトレースする高度なバトルとなり、単走は藤野選手が“ギリギリを制する”走りで優勝(98.90点)。追走では、中村直樹選手が超接近チェイス(接近13.3pt)を連発し優勝。藤野選手はベスト8で目桑選手に惜敗し、シリーズ争いはわずかに持ち越しとなりました。しかし、シリーズ2位・3位が僅差で競り合う中、藤野選手は確実にポイント差を詰め、
最終戦に望みをつなぎます。この日は、藤野選手だけでなく日比野選手、目桑選手、山中選手、蕎麦切選手…
すべての選手が“限界のその先”に挑んだ壮絶なバトル。
RSE/TOMEIUSAとしても、全員に深い敬意を感じる一日となりました。

🔥 【第10戦 / 最終決戦】
藤野選手 vs 中村直樹選手。劇的な逆転チャンピオンへ。
最終戦、第10戦。
この日の条件はただひとつ。
藤野選手が優勝すれば逆転チャンピオン。
負ければ蕎麦切選手のチャンピオン。
運命はベスト16で動きます。
蕎麦切選手が、中村直樹選手の超接近ドリフトに敗れ脱落。
――シリーズの行方は、藤野秀之選手の手に委ねられました。
■ ベスト8
藤野選手はPOP選手との接戦を制し、準決勝へ。
■ 準決勝
畑中選手の高い走りを相手にしながらも、
藤野選手が接近ポイント“13pt”で圧倒。
そして迎えた決勝。
🏆 **【決勝】
藤野秀之 vs 中村直樹
“勝った者がチャンピオン”の最終決戦**
中村直樹選手は前日優勝、今季でも最も勢いのある選手のひとり。
藤野選手にとって最も手強い相手を前に、コース全体が固唾を飲んで見守りました。
■ 1本目
藤野選手はわずかにラインが小さくなる場面もありましたが、
中村選手のDOSS点が伸びず、藤野選手がアドバンテージ。
■ 2本目
中村選手は“ビタビタの神チェイス”で接近12ptを獲得。
しかし、藤野選手は冷静なラインワークでミスを最小限に抑え、総合点で逆転されず。
👉 藤野秀之選手、優勝。
そして、ついにシリーズチャンピオン獲得!

🥇 **藤野秀之選手、2025 D1GP シリーズチャンピオン
—RSE/TOMEIUSAが誇るエンジンで掴んだ栄光—
このチャンピオンは、藤野選手だけのものではありません。
- コースで戦い抜いたライバル選手たち
- マシンを仕上げたメカニック・エンジニア
- TOYO TIRES DRIFT 1のチームスタッフ
- RSE/TOMEIUSAのエンジン開発陣
- そして、この“競争の文化”を作り続ける全てのドライバー
すべての力があってこそ、藤野選手の走りは完成しました。
RSE/TOMEIUSAは、藤野選手が限界を超えて走るための「力」となるパーツを提供できたことを、心から誇りに思います。

“勝つためのエンジンパーツ”は、ドライバーの人生を変える。
“勝つためのエンジンパーツ”は、ドライバーの人生を変える。**
藤野選手が魅せた最終戦の走りは、
まさに “技術 × 才能 × 信頼関係” の結晶でした。
RSE/TOMEIUSAの2JZ 3.4L-KIT、カムシャフト、バルブトレイン…
これらは単なる金属の集合体ではなく、
エンジニアたちが「勝つためだけに」作り上げたひとつの哲学。
その哲学に、藤野選手のドライビングが重なった瞬間、
2025年シリーズの頂点が生まれました。
私たちはこれからも、
“勝てる可能性を持ったエンジンパーツ” を世界のドライバーへ提供し続けます。
藤野選手、改めて本当におめでとうございます。
そして、この激戦を共に走り抜いた全てのドライバーに最大限の敬意を。



